高粘度高圧注入工法
高粘度高圧注入工法とは
コンクリート構築物のひび割れ(クラック)や、低密度脆弱部位(ジャンカ)また、これらの原因で発生する漏水を、従来工法より比較的安価に、短工期で、より理想に近い施工が行えます。
特許第6553017号(コンクリート構造物の施工方法)
高粘度補修材について
低粘度補修材は空隙内を均等に浸透せず重力によって下方向に流れてしまいます。
高粘度補修材は粘度が高いので空隙に充填剤が留まり易い。
高圧注入について
低圧注入は一般的に、注入箇所1箇所あたりに低粘度の補修材を少量しか充填できません。 高圧注入は1MPa~35MPa以上の高圧で注入ができるので、高粘度補修材(エポキシ樹脂等 )や止水材にも対応ができ、充填量は充填剤の可使時間内であれば注入し続ける事が可能です。
高粘度高圧注入工法の特徴
高粘度の補修材や止水材を、高圧力で注入し充填することが出来ますので、構造体の劣化を改善します。
- 高粘度の補修材を重力に左右されることなくほぼ均等に浸透させることが可能で、閉塞対象となる空隙に十分に補修材を充填することが可能になり、高品質な補修を行うことが出来ます。これは、止水材を空隙に注入する事によって止水を行う場合も有効です。
- コンクリート構造体同士の打継ぎ部分における継ぎ目に生じた空隙にも施工できます。
- 充填時に下に下がってしまう低粘度工法と比較して、高粘度高圧注入工法は注入箇所を低い位置にしても施工が可能です。
- 低粘度工法と比較して廃棄物の量が少なくなります。
- 施工後に発見された低密度脆弱部位(ジャンカ)などに対して、大掛かりな施工を実施せずに、穿孔を行うのみで補修が可能です。
- コンクリート構造物の厚さ方向における中心位置よりも深い位置にも補修材や止水材の充填が可能です。
- 施工途中で充填剤の変更ができますので、現場で補修内容の変更が容易にできます。
事例
元請け業者様が既存建屋の改修時に漏水を発見し、弊社に連絡が入り見積後に施工を始めたが、施工の途中で空隙が想定より大きく充填剤の注入量が多くなってしまうため、エポキシ樹脂の注入を中止しコーキング材へ充填剤を変更し見積予算内で施工をした。
外壁の先送りエポキシ樹脂の後処理は足場を組まずに済んだ。
外壁の先送りエポキシ樹脂の後処理は足場を組まずに済んだ。

